2017年11月15日水曜日

夢の12日間 バクー編 その2

素敵な思い出はたくさんありますが、やはり人との出会いが一番思い出深いかも。

音楽とダンス好きの友人と私。事前に調べておいた素敵なお店「Mugam Club」に行きました。お店は昔の宿なのでしょうか?円形で中庭があるのですが、その中庭がレストランになっていました。

BGMで素敵なピアノの生演奏がありましたが、さりげなくて、しかもとても上手かったです。さすが元ソ連。音楽の国ですね。 
どれも美味しかったです
ピアノ演奏の後、お待ちかねのkamancha演奏タイム!電子ピアノとの共演でした。お腹がかなりぽっこり気味のおじさまか・・、くらいの関心だったのですが、これまた、とてもお上手♡ 力んでいないので音色が美しいんです。私が弾いている楽器と同じ??と思ってしまいました。演奏曲は観光客を意識しているためか、外国の有名曲ばかりだったので少しがっかり。

美味しい食事を食べながら民族ダンスの鑑賞。その後、再び演奏してくれました。

私は演奏の合間に声をかけるぞ!と決めていたので、カマンチャ奏者の方にトルコ語で話しかけてみました。

丸:「私、日本人でカマンチャを習っています。お名前を〜。」
おじさま:「誰から習っているの?」
丸:「Imamyar Hasanov先生です」
おじさま:「はい、弾いてみて!」
丸:「え?」
と椅子に座らされる私。そして演奏する羽目に・・。小さな声で淡々と話すおじさま。なんだか怖い。。

あっ!調弦がいつもと違う。。。いつもはEAEA もしくはDADAなのですが、おじさまの調弦はGCGCだったんです。違和感がある上に、ワインを飲んでしまったので、ますますわけがわからなくなって、上手く弾けませんでした。。(涙)更におじさまは「他には何を習ったのかい?」と、どんどん訊いてきて、タジタジになりました。

お名前はZahid Rzayevさん。なんと私と同じ(二胡弓を改造した)弓を使っていました。弓の製作者Hazretiさんがバクーに来た時に手土産でくれたそうです。ムムム。。。Zahidさん、相当有名な方なのでしょう。Hazretiさんが弓をプレゼントするなんて、ありえないもん(笑)

Zahidさんは優しい方で、それまでは弾かなかったアゼルバイジャンの曲を、私のために弾いてくれたんです。Teşekkür edirem!!

素敵な夜でした。帰り道に見た景色。旧市街からの新しいビル。不思議と違和感ない感じ。



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